私家本
プロジェクト
「ななし」
はじめました。
私家本を読み、私家本をつくり、私家本を広める
そんなプロジェクトです。
―― ななし書房 ――
Presented by Creators eye
Supported by STW
いらっしゃいませ。
ななし書房です。
みなさん、はじめまして。ななし書房と申します。 “ななし” は、漢字にすると “名無し”。名もなき人が書き記した本を案内する、ちょっと変わったウェブの本屋さんです。
扱わせていただくのは「私家本」。書店に並ぶことはなく、人の目には触れないまま、ほんの一部の人だけで読まれている本です。
私たちは、私家本案内をとおして、これまでにない読書体験を読み手の方にお届けします。そして、名もなき偉大な書き手の方、私たちが思いを伝えるお手伝いをさせていただきます。
そこで、私たちは私家本プロジェクト「ななし」をスタートさせました。私家本を読んでみたい方も、書いてみたい方も、私たちと一緒に私家本の世界をつくっていただけませんか?
そもそも
私家本って、なに?
私家本とは
「思いを伝えたい」
「後世に残したい」
という強い思いを持った人が
自分で費用を負担してつくった本です。
「私家版」ともいいます。
いわゆる自費出版の一種です。
自費出版というと、
いいイメージばかりではありません。
でも、私たちは自費出版の中で
この私家本が
日本の出版文化の新しい流れをつくる
大きな可能性を秘めている
と思っています。
私たちが私家本と呼ぶ本には、
3つの条件を設けています。
私家本の条件 1
非
売
品
で
あ
る
。
私家本の条件 2
編集されている。
私家本の条件 3
伝えたい人がいる。
伝える思いがある。
私家本3条件
私たちは私家本3条件によって、
読み手に本の楽しさを与え、
書き手に伝える喜びをもたらす
と信じています。
非売品である。
売られていないから
価値があります。
昭和初期には発禁のおそれがある本は、あえて私家本にして、書店流通させないこともあったといいます。永井荷風『腕くらべ』も最初はあえて私家本にしたそうでそうです(Wikipedia参照)。強く伝えたいことがあるからこそ、あえて販売せずに、本当に読んでもらいたい人にだけ伝える。そんな選択があってもいいと思うのです。
編集されている。
本は読まれるために
存在しています。
本は読まれなければ、ただの紙の束です。その形に意味があるのではなく、メディアとしてそこに記録されている言葉に意味があります。自己満足の文章をただ書き連ねても、単なる自主制作本です。書くこと、個人で楽しむことは否定しません。しかし、本として人に読まれ、思いを伝えるのなら、編集という作業は欠かせないと思うのです。
伝えたい人がいる。
伝える思いがある。
読み手の心を動かすことが
本の使命です。
本は書き手の元を離れれば、読み手のものになります。つまり読み手の大切な時間をもらうことになります。読んでほしい人のことを思い、伝えたい思いを真摯な気持ちで綴っていなければ、決して読み手の心には届きません。私たちが私家本と呼ぶために、すべての基本としている条件であり、もっとも大切にしている思いです。
私家本プロジェクト「ななし」のミッション
私たちが目指しているのは、私家本を「読む人」「書く人」「形にした人」を結ぶことです。
読む人を増やしたい。
読む人になりませんか?
私家本を読んだことがある人はいらっしゃいますか?本が好きな人でも、なかなか読む機会はないでしょう。なぜなら、私家本は書店に並ばないため、まず出会う機会がありません。もちろん名もなき人が書いた本ですから、その出来栄えは玉石混交。ですが、伝えたい思いにあふれたことばには力があります。私たちはそんな思いを発掘し、形にし、読みたいという方々、必要としている方々に、しっかりとお届けしたいと考えています。
思いを形にしてもらいたい。
書く人になりませんか?
「本を出したい」「作家になりたい」「すでに原稿がある」といった方は、意外に大勢いらっしゃいます。とはいえ、商業出版を目指しても、「本を出してもらえる」方はほとんどいません。しかし、もしあなたが伝えたい、読んでもらいたいという強い思いがあるなら、ななし書房が提案する私家本として、形にしてみてはいかがでしょうか?私たちは、名もなき書き手だからこそ、しっかりとしたサポートによって、読んでもらえる私家本を世の中に送り出したいと思っています。
私家本を紹介したい。
お持ちの私家本を読ませてください!
世の中には人の目に触れることのない私家本作品が、数多く埋もれていることでしょう。なかには作家顔負けの文章で思いを綴っている方がいるかもしれません。もしお手元に眠っている私家本作品をお持ちなら、私たちにその作品を読ませてもらえませんか?私たちは日本中に眠っている私家本作品を発掘し、紹介させていただきたいと思っています。もし私家本を読んでもらうことに興味がある方がいらっしゃいましたら、まずはお問い合わせフォームより、ご一報ください。
書き手のための私家本出版プログラム第一弾!
「作家を目指す人のための私家本出版」
私家本としてあなたの思いを形にしませんか?
私たちがが全力で本づくりのサポートをいたします。
伝える、伝わる本づくりを知りたい方は、詳細ページへ。
(別ウインドウが開きます)
私家本プロジェクト&出版説明会
ななし書房のことや編集者のこと、私家本プロジェクトのことなど、ななし書房の私家本戦略を知っていただくために、個別での私家本プロジェクト&出版説明会を随時開催しています。
・自費出版を考えている方
・商業出版を目指している方
・私家本プロジェクトに興味がある方
・ななし書房が気になる方
・編集者に会ってみたい方
・出版のことを知りたい方
・企画や原稿の内容や方向性を相談したい方
など、本の執筆、出版に興味のある方、気軽にお声掛けください。
また、企画や原稿をお持ちの方には、各種相談に対応させていただくほか、編集者が一緒に内容や方向性を考える企画ブレストぷち会議をすることも可能です。
説明会ご希望の方は、お申し込みフォームにご希望の日時等をご記入の上、お申し込みください。
ななし書房の私家本
読み手
募集
私家本を読んでみませんか?
ななし書房の私家本はすべて無料。
読み手として名もなき書き手の応援をしませんか。
(現在、サイト準備中)
私家本を
制作したことのある方、
あなたの本を
読ませていただけませんか?
これまでにご自身の原稿を私家本として制作されたことのある方、私たちに読ませていただくことはできませんか?
ななし書房では、私家本として制作された小説や自分史、エッセイ、闘病記、ビジネス書、旅行記などを読ませていただき、今後さまざまな形で紹介していきたいと考えています。また、広く出回ることのない私家本は、一般の人が知る機会はありません。日本中でどんな本が生まれ、どんな物語が紡がれているのか、私たちは知りたいと思っています。
もし、お手元に私家本をお持ちなら、ななし書房に1冊だけ、いただけませんか。いただいた作品は、多少お時間はいただきますが、編集者による所感を必ずお伝えさせていただきます。
いただくことが可能な場合には、一度お問い合わせフォーム、もしくはメールにて、「献本可能」の旨、ご連絡いただければ幸いです。詳細を折り返しご連絡させていただきます。
読み手になってみませんか?
書き手になってみませんか?
私たちと一緒に私家本の世界をつくっていきましょう!
ななし書房では私家本の世界を広めるために、読み手の方、書き手の方に向けたサービスを準備中です。今後、メールマガジンにて各種情報をお知らせする予定です。私家本を読んでみたい、私家本を出したい、読んでもらいたい私家本があるなど、私家本にご興味がある方はぜひご登録ください。
プロジェクトチーム
私家本プロジェクト「ななし」のチームメンバーを紹介します。楽しいことが大好きです。
桝本 誠二(ますもと せいじ)
ななし書房店主
ななし書房店主で書籍編集者。ライターもこなす。思い立ったら即行動タイプ。お調子者で、人を笑わせることが好きだが、人に笑われるのは嫌い。心はとってもナイーブ。株式会社クリエイターズアイ代表取締役。
山口 拓也(やまぐち たくや)
ななし書房店長
ななし書房店長で書籍編集者。ライティングもできる。石橋をたたいてもなかなか渡らない慎重派。まじめでやさしく、いい人そうにみられるが、結構なくせ者。埼玉の地域活性を応援する会社の代表も務める。
You
主役
私家本を読む、私家本を書く、私家本を読んでもらう、そんなあなたがプロジェクトチームの主役です。
外部書籍編集者
募集中
私家本の編集を本気で手掛けてみませんか?
小説、ライトノベル、エッセイ、マンガ、実用書、旅行記、自分史、闘病記、郷土史、社史、ビジネス書、歴史書、専門書、絵本、写真集、詩、短歌等さまざまな分野で、書籍編集経験のある外部編集者の方を求めています。特に得意分野や専門知識をお持ちの方で、私家本の編集に興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひお問い合わせフォームよりご連絡ください。また、ライター、デザイナーの方も歓迎。
- トピックスNovember 17, 2015読んでもらう本をつくるために 本をつくりたいと考えている人なら、伝えたいこと、表現したいこと、残したいことがあることでしょう。そうした思いを、ひとりで原稿としてまとめ、本にすることは可能です。しかし、本気で本を読んでもらうことを考えるなら、それだけでは足りません。 なにが足りないかといえば、客観的な視点です。その視点を本に加えるのが、編集者の役割です。たとえば商業出版では必ず編集者が関わります。なぜ編集者が関わると思いますか? 決して著者から原稿を受け取って「てにをは」を直し、本の体裁を整えるためだけに編集者がいるわけではありません。「いい本って、どんな本だと思いますか...November 12, 2015「いい本」はつまらない!? 「いい本」って、どんな本だと思いますか? 面白い本、泣ける本、わかりやすい本、役に立つ本、知りたいことがちゃんと書かれている本、共感できる本、何度も読める本、知恵を与えてくれる本、新しい発想につながる本、考えさせられる本などなど、おそらく人それぞれで、簡単には答えがでないのではないでしょうか。 でも、出版社の人に聞いたらどれでもない答えがよく返ってきます。 それは、売れる本、売れている本、という答え。 出版業界にいると、だれもが耳にする話です。商業出版ということはビジネスですから、売れなければ、それはいい本とはいえません。売れない本は...November 8, 2015そもそも私家本って? 商業出版を目指している書き手の方は、大勢いらっしゃることでしょう。しかし、実際に商業出版できる方、作家としてデビューできる方というのはとても少ないのが現状です。 そうした中で、多くの方が商業出版や作家デビューなどの足掛かりにできると考え、注目しているのが私家本です。そこで、まずはそもそも私家本ってどんな本なのかを説明しておきます。 私家本とは、いわゆる自費出版の一種で、書く人が費用を出してごく少数の人に読んでもらうためにつくった本です。一般的には、「私家版」と呼ばれます。遺稿集、自分史、句集、詩集など、個人に深く根差した内容が多いのが特徴でしょう。も...
お問い合わせフォーム
私家本プロジェクトについて、読み手や書き手に関すること、私家本のご提供ほか、ご質問等がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
運営:クリエイターズアイ
株式会社クリエイターズアイは、
クリエイターの視点を世の中に取り入れることで、
既成概念にとらわれない新しい未来を築くことを目指す
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